【活動報告】「協働のまちづくりアカデミージュニア（奥州市）」で講師を担当しました！

2025年8月5日(火)・6日(水)、奥州市が主催する中高生向け講座「協働のまちづくりアカデミージュニア（まちアカジュニア）」にて、いわて学生ボランティアネットワーク事務局の川原が講師の一人として参加させていただきました。

奥州市では、“協働のまちづくり”を推進する担い手の育成などを目的に「協働のまちづくりアカデミー」を実施されています。今回は中高生版として、「まちアカジュニア」を開催され、自分の興味・関心と「地域の課題や困りごと」をつなげて考えることをテーマに２日間開催されました。

第1講の冒頭では、「まちづくり活動の重要性」をテーマに講義をさせていただきました。
いわて学生ボランティアネットワークをはじめとした学生によるまちづくり活動の事例紹介などを交えながら、”地域に関わる”ということがどれほど柔軟で、多様な形で実現できるのかをお伝えしました。
また、参加者同士の自己紹介タイムとして、「フォークダンストーク」を実施、高校生や大人、そして市長など…全員が対等な立場で互いの興味関心や価値観を話し合いました。

続く時間では、奥州市や地域で活躍されている団体・個人の皆さんから、実際の活動事例が紹介されました。
・特定非営利活動法人 YOUTH SDGs SIP
・奥州市地域おこし協力隊
・まちアカ修了生の皆さん
・北股地区振興会
・協働のまちづくりアカデミー10期修了生
・奥州市未来羅針盤課

翌日の第2講では、参加者が自分の「好きなこと」や「興味関心」を起点に、自分や身近な人の困りごとにどう向き合えるかを考えるワークショップを行いました。
実は前日に身近な人の困りごとや地域で気になっていることを聞いてくることを宿題として出しており、冒頭では地域でどんなことが困りごととして上がってくるかを共有してからスタートしました。
人口減少や地域活性化など、どこかの誰かに言われた大きな課題ではなく、家族、友人、ご近所さんなど身近な課題や「自分にできる小さな一歩」を大切にしながら、アイデアを出し合いました。

最後の発表タイムでは、自分の立案した企画を進めるために「まずは●●をやります！」という活動宣言まで行いました。