私たちについて - いわて学生ボランティアネットワーク

「いわて学生ボランティアネットワーク」は岩手県内の若者相互の連携、連絡、情報共有のもとに、「若者×若者」、「若者×地域」との連携を
より促進・円滑化し、学生による主体的な社会貢献活動の発展を推進することを目的として2015年に発足しました。

2022年度時点では、幹事団体７団体を中心に、定期的な情報交換の場づくりや、若者同士や地域との連携促進を目指した各種取組みを行っています。

2011年、東日本大震災で被災した岩手県では、若者による様々な復興支援活動が生まれました。
その後も、多くの若者団体が発足し、内陸・沿岸部問わず県内地域で活動が拡がっていき、
IT・地域おこし・福祉・一次産業など活動分野も多岐に渡り、地域や分野を超えた連携も増えてきました。

一方、進学や就職に伴うメンバーの入れ替わりが多い若者団体では、
団体同士の連携があっても「メンバーの卒業が縁の切れ目…」となることもしばしば。

そこで、若者団体同士のつながり・連携を継続させるためにも
「個人」ではなく、「団体・組織」としてのネットワークをつくるべく、

「いわて学生ボランティアネットワーク」を発足しました。

「いわて学生ボランティアネットワーク」では、
若者団体間の継続的な連携・交流の場づくりに取り組んでいます。

互いの強みを活かした連携のきっかけづくり、団体運営や活動に関する共通課題について
＜「若者」と「若者」＞が一緒に考え、学び合う環境づくりを目指しています。

また、「若者のチカラを貸してほしい！」と考えている地域の方々のニーズを聞き、
＜「若者」と「地域」＞の架け橋となるような仕組みづくりにもチャレンジしています。

主な取組みについては以下のとおりです。

「若者」と「若者」をつなぐ

■「連絡会」
若者団体間の定期的な情報交換の場づくりとして、月１回のペースで「連絡会」を開催しています。
普段の連絡会では各団体の活動に関する情報交換や、活動上の課題・悩みについての共有、団体間のコラボ企画など話し合っています。

■「研修会」
若者および若者団体が地域で活動するうえで必要なスキルや知識について学び合う「研修会」を開催（不定期）しています。
研修会では各回でテーマを決めて、講師からの講話や参加者同士のワークショップ・意見交換を行います。

【これまでの研修テーマ】
　・チームビルディング
　・防災キャンプ
　・アイスブレイク
　・SDGｓ入門講座
　・活動紹介動画作成講座　など

「若者」と「地域」をつなぐ

■週末ボランティアワークキャンプ

岩手県内各地から寄せられた地域ニーズに対して、当ネットワーク主催でボランティアプログラムを企画・実施（不定期）しています。
地域ニーズのヒアリングを踏まえて、地域の方々（依頼者）との連絡調整、参加者募集、当日プログラムの運営まで行います。

【これまでの活動例】
・子育てフェスin大槌（2016年）【依頼元：一般社団法人Tsubomi】
・コミュニティ支援プログラムin奥州（2020年）【依頼元：北股地区振興会】
・盛岡市障がい者スポーツ大会運営ボランティア（2022年）【依頼元：盛岡市役所障がい福祉課】
・大槌まつり運営ボランティア（2022年）【依頼元：大槌稲荷神社・大槌町役場】
・ウォータースプラッシュイベント運営ボランティア（2022年）【依頼元：大船渡青年会議所】

■災害ボランティア活動

岩手県内外で災害が発生した時に備えて、地域や所属を越えて若者同士が連携できる「顔の見える」ネットワークづくりにも取り組んでいます。
災害発生時は、若者団体や現地で支援活動を行うNPO等と情報共有をしながら、泥出し・家財運び出し等の災害ボランティア活動の他、災害ボランティアセンター運営支援、サロン活動等コミュニティ形成支援活動を通じて、被災地域の復旧・復興を応援します。

【これまでの支援活動】
・関東・東北豪雨災害（2015年）【支援地域：栃木県鹿沼市・茨城県常総市】　→報告書はこちら
・台風10号災害（2016年）【支援地域：岩手県岩泉町】　→報告書はこちら
・熊本地震（2016年）【支援地域：熊本県益城町】　→報告書はこちら
・西日本豪雨（2018年）【支援地域：広島県三原市】　→報告書はこちら
・令和元年東日本台風（2019年）【支援地域：岩手県釜石市・山田町・宮古市・田野畑村・久慈市】　→報告書はこちら
・令和５年７月秋田豪雨災害（2023）【支援地域：秋田県五城目町・秋田市】　→報告書はこちら